植物の春季調査を実施しました。
まだ寒かった早春の事前調査時と比べて、春の調査では植物が力強く成長していました。
ジャングルの探検隊のように、背丈以上に生い茂る葉や枝をかき分け、時にはクモの巣やノイバラのトラップに引っ掛かりながら、藪の中からを進みます。
よく見ると、足元にはシロツメクサや、ツルマンネングサの鮮やかな黄色の花など、小さな野草がかわいらしい花をつけており、春の訪れを感じました。
草むらの中をどんどん進み、的確に植物を探し出しては次々と名前を記録している調査員。
後をついて行くだけでも精一杯でしたが、調査からの帰り道、現場事務所の周辺に生えている、ただの雑草としか認識していなかった草が、よく見るとヨモギやイネ科など、それぞれの種類として目に飛び込んできて、新しい景色が広がった気持ちになりました。